私も昔はサラリーマンをしていましたから、12月のボーナスは大変楽しみでした。ところが不動産の収入も年金もボーナスなんてありませんから、世の中の人がボーナスもらって喜んでいる12月や6月はちょっと寂しい思いをしていました。それを補うことができるのが株の配当です。日本の会社は、特に大企業は3月決算が非常に多いので、9月の中間決算の後の中間配当が12月、3月の決算の後の期末配当が6月なので、ちょうどボーナスの時期と重なるのです。リスク分散と言う点からも、このようなボーナス時期の楽しみからも、やはり不動産だけでなく株にもある程度投資しておくのが良い、と改めて感じます。
比較的高配当の会社を選べば、3~4%位の配当はありますから、最近の都内の不動産の利回りと比べ遜色ありません。逆に配当利回りが高過ぎる会社は、配当が多いと言うよりは経営に問題があり株価が下がっているだけの場合も多いので要注意です。そういう会社は配当をもらう前に無配や減配になったりすることも良くあります。
この12月は幸い大企業はどこもしっかり中間配当を出してくれるのでボーナス代わりになりそうです。これで安心して年を越せますね。