不動産業界はFAXが最も現役で活躍している業界だったと思います。「だった」と言うのは、実はこの1年位でFAXが使われるケースが激減しているのです。私はネット上でFAXのやり取りができるサービスに加入していて、それだとかなりメールに近い使い勝手になります。でも本当のFAXよりはましだとは言うものの、本当のメールよりは俄然使い勝手は悪いものでした。このFAXサービスの請求書が毎月来るのですが、ふとどれだけ使っているか確認して愕然としました。送信は元々ほとんどしていなかったのですが、受信に関しては昨年の5月頃までは毎月何十通と言う案内がFAXで送りつけられてきていました。ところが6月7月とどんどん減っていき、8月にはたった2通、ついに9月以降はゼロになっていたのです。河野大臣がFAX廃止の旗振りをした効果かどうか分かりませんが、FAXにとっては最後の砦だった不動産業界も白旗を上げた様です。大した金額では無いとはいえ、毎月使いもしないFAXサービス料金を払うのも馬鹿らしいので、もうやめようと思います。このホームページからもFAX番号を削除しました。きっと何も困らないでしょう。
