資本剰余金による配当

前にもありましたが、また資本剰余金を原資とする配当を受け取りました。コロナ禍で経営が厳しくなっている飲食業界の株ですが、利益から配当が出せない状態なので資本剰余金から出すことにしたのでしょう。ただ、これは自分が払った資本金の一部を削ってしまうので、元々の株の購入価格が安くなってしまうと言う計算になります。どれだけ安くなるかが純資産減少割合になるのですが、これが今回ゼロなのです。その場合、普通は丸々譲渡所得になるはずですが、なぜか配当所得と同じ率で源泉徴収されています。見た目では普通の配当と全く変わりません。どうもこれは「みなし配当」と言う制度の様で、普通の配当と全く同じ様に扱う事ができる様です。よく分かりませんがこちらとしては何も違いがないので配当としてありがたく貰っておきましょう。

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