不動産関連では昔からおとり広告という問題がありました。最近はほとんど無くなって来たと思っていたのですが、おとり広告などの不当表示で処分された最近の事例が業界の団体から送られてきました。契約済みの物件を何ヶ月も広告し続けるという典型的なおとり広告もまだまだ存在するのですが、中にはちょっとした編集ミスかチェックミスのようなものもあります。賃貸物件の例でいうと、
- 角住戸と書いてあるのに角住戸でない
- 2面採光と書いてあるのに1面採光である
- 対面式キッチンと書いてあるのに対面式でない
- 全居室フローリングと書いてあるのに和室が一部屋あった
- 内装リフォーム済みと書いてあるのにリフォーム時期の記載なし
- 保証会社の初回保証料は書いてあるのに2年目以降年1万円の記載なし
- 損保加入必須なのに記載なし
- バイク置き場ありとなっているのに月額利用料、敷金の記載なし
などがありました。業者からしてみると数ある物件の中の一つなのでこの程度のミスは出るものだとか、この程度の間違いはお客様もすぐに気付くから問題ないだろう、などと思う気持ちもあるかもしれませんが、消費者保護という観点からは処分対象となってしまうのは致し方ないのですね。私も心しておきたいと思います。
ところで、前回水回りクリーニングが39800円に値上がりしてどうしようという話を書いたのですが、何と業者の方から従来と同じ29800円でやりますよ、という連絡がありました。これで何とか赤字にならずに済みそうです。それにしてもタイミングが良すぎるのでこのブログを読んでくれているのかも知れません。ラッキー。