今日はマンションとは関係ない話ですが、実家の売却の契約をして来ました。元々古家は解体して、周囲の土手の崩れを直して引き渡すつもりの物件だったのですが、格安で現状のまま引渡しして欲しいというお客様がいたので、その条件での売却です。契約した相手は実際に買うお客様ではなく、間に入った不動産屋です。仲介してくれる不動産屋とは別の不動産屋が間に入って、私からその別の不動産屋への売却と、その不動産屋から本当のお客様への売却を同時に行う様な契約です。いろいろ法律が変わった事もあり、こう言う2段階の売却はちょっと前までは一旦間に入った不動産屋に所有権を移転して、その上で最終顧客に所有権移転しないといけなかったのですが、そうすると登記所に払う登録免許税も2回払わないといけないし、間の不動産屋にも不動産取得税が掛かってしまいます。今はこういうケースでは登記は間を飛ばして直接最終顧客に移転できるのです。不動産屋さんも法律がどんどん変わる中でいろいろなケースに対応するのは結構大変です。あと、この物件は市街化調整区域で、昔取った開発許可が法律が変わって無効になってしまうとか、結構複雑な物件なのですが、その辺りは仲介の不動産屋が市役所に何度も足を運んできちんと方策を考えてくれてました。さすがプロの不動産屋は違います。
