ワンルームマンション

最近あるテレビドラマを見ていたら、無職だった男が一大決心して不動産屋に就職したのですが、電話をかけまくってワンルームマンション投資の契約を取る怪しい仕事ばかりで、結局退職していました。以前見ていた正直不動産2でもワンルームマンション投資で騙される話が出てきましたが、世の中では「ワンルームマンション投資」=「不動産屋に騙される胡散臭い話」という印象が広まっているように感じます。私も「ワンルームマンションもいくつか持ってます」と言うと「えっ、そんな危ないことをしてるのですか」と言う反応があったりします。しかしよく考えてみると、フルローンを組んで金利との差額で利益を得ようと言うような話が「投資」と言えるのでしょうか。「投資」の定義をちょっと調べてみると「投資とは、利益を見込んで自己資金を投じることです。一般的には、株式や債券などの有価証券や不動産などの資産を保有することで得られる利子や配当などの収入を目的として行われます。」となっています。当然ですよね。自己資金を投じるのが投資です。投資と称して自己資金ゼロで借金して株を買ったりするでしょうか。なぜか不動産だけは自己資金ゼロで借金して買うことも投資としてまかり通っているのは不思議です。まあ株でも空売りというのもあるので、儲けのためには定義通りでは無い様々なテクニックがあるのは分かります。でもそういう話はリスクも高く大損することも良くあると分かってやるのが普通です。フルローンでのワンルームマンション投資もそういうリスクを承知の上であれば勝手にやれば良いのですが、私はやっぱりお勧めできません。

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