NHKのニュースで23区内の中古マンション平均価格が4ヵ月連続で1億円を超えたと言っています。こうやって煽ると「狼狽買い」を誘ってしまい、どんどん値上がりしてしまう気がするのですが、マスコミはセンセーショナルに伝えるのが仕事と思っているのでしょう。ニュースを見ると1億円以上の中古マンションがどんどん売れているように見えてしまいますが、普通の人がいくら大きなローンを組んだとしてもそう簡単には買えません。ニュースを良く見ると平均価格と言っているのは「希望売出し価格」の平均であって、決して成約価格の平均ではありません。売る方も過去のニュースを見て強気強気で売り出しますし、業者も高めの値段を言って売りに出させようと説得してますし、まあ売出し価格が強気になるのは仕方ないでしょう。でも実勢としてはあまりに強気な価格ではもう成約できなくなっています。買う方ももう分かって来てますから、短期で売り抜けようと言う強者以外は慎重になっています。早く落ち着いてきて欲しいものです。