お部屋は通常2年契約で貸しているので2年ごとに更新契約が必要となります。貸している方は、今回は更新してもらえるだろうか、もし退去となると原状回復やリフォームにどれくらいお金をかけようか、募集はいつからどこを通してやろうか、とか結構頭を抱えるのですが、借りているお客様の方も、このまま住み続けようか、どこかに移った方が良いか、と結構悩むようです。私の方は最近少しポートフォリオの組み換えを考えていたので、もし退去となるとリフォームして再度募集するよりはそのまま売却しても良いのでは、と考えるようになりました。そういうタイミングで、あるお部屋の方が、更新せずに退去するという話になったため、すぐに売却の話をいくつかの業者と始めました。最初から1社に決め打ちするのもなんなので大手の3社ほどに声を掛け、見積りを出してもらうことにしました。私が直接売り出しても良いのですが、やはり大手から売り出した方が買う側からすると安心できるでしょうから。ところが、見積りを頼んだ直後にやはり更新するという話になり、少々ややこしくなりました。オーナーチェンジで売る手もありますが、たまたまこの物件は投資用ワンルームではなく、実需に期待できる物件なので、空室と賃貸中では見積りの額が全く違ってくるのです。私も特に急いで現金化する必要は無いので、オーナーチェンジで安く売ってしまうのはあまり気が進みません。この物件は売らずに他の物件をオーナーチェンジで売るかとかいろいろ頭を悩ませています。