以前はあまりふるさと納税をしていなかったのですが、昨年頃から結構やるようになりました。2000円の負担だけで、好きな地方を応援しながらいろいろと返礼品をもらえるありがたい制度です。ただ、いったい幾らまでふるさと納税して良いのか、なかなか判断が難しいのです。返礼品の額は納税額の3割までと決められていますから、限度を超えたとたん、返礼品の2倍以上も余計な税金を払うことになります。サラリーマンであれば前年の所得額や納税額からある程度今年の分も読めますが、自営業の場合は毎年いろいろな事情で大きく変動するのでなかなか正確には読めないのです。ですから所得がほぼ見えてくる11月とか12月にまとめて買うのがお勧めの様です。でも所得税は簡単に分かっても住民税の計算までは簡単にはできないので困ります。
昨年のふるさと納税分が2000円を除いてちゃんと戻って来たのか、調べてみるだけでも大変でした。所得税から幾ら引かれているかは簡単に計算できますが、住民税の方が問題です。マイナポータルで調べてみると、「市町村民税_寄付金税額控除額」の欄に全く見当のつかない額の記述がありましたが、関連しそうなのはこの額だけの様です。一体この額は何なのか、頭を抱えながらもいろいろ調べながら細かく計算して行くと、所得税分を含めて正しく控除されていることが分かりました。限度額もまだ結構余裕はあったようです。今年は既にかなりふるさと納税していますが、あとどれだけできるか、びくびくしながらもう少しやって行こうと思います。