だいぶ前にあった総会の議事録が今日送られて来ましたが、改めて総会の重要性を認識しました。このマンションは理事が持ち回りで毎年交代するので私は今は何の役にも付いていません(以前大規模修繕をした時には修繕委員をしていましたが)。今回の総会では長期修繕計画の作成を管理会社に50万円以上払って作成してもらう議案が出てきていましたが、それに対し私から、前回の長期修繕からあまり時間も経ってないし、今回詳細の調査をしてもあまり意味がないので、簡易的な計画で良いのではないか、との意見を出したところ、議長を始め、出席者全員が理解、納得し、反対に回りました。ところが、非出席者の中で議長(理事長)への委任数は少なく、議決権行使書で賛成に入れている人の方が多かったために、過半数の賛成となり議案は通過してしまったのです。議決権行使書で反対に入れていた人も少しはいたので、みんなが黙って賛成に丸を付けてた訳ではないとは思いますが、総会での議論を何も聞かずに賛成に入れてしまうのは考え物です。せめて議長に一任してくれていれば、議論の結果が反映されるのに、と思うと残念です。
幸い総会には次期役員も何人か出席してくれていたので、この議論を引き継いで、慎重に進めてくれるものと思いますが、毎年役員が全員入れ替わってしまう管理組合だと、事情を知っているのは管理会社しかおらず、管理会社の言うがままになってしまいます。以前管理会社を変更した話をしましたが、この管理会社は変更後の新たな管理会社候補になっていたところです(ここは不採用で他社になりましたが)。管理会社自体にあまり良し悪しは無く、どの管理会社にしても、全てのマンションが手間が掛かる割に利益が上がらないようでは経営的に困りますから、楽な所からはしっかり利益を上げて行く必要があります。自分のマンションが後者にならない様に常に緊張感を持って対応しないといけませんね。