今の民法は明治29年に制定されて以来120年間変わっていませんが、来年4月に改正されるのです。今までは曖昧な部分は判例で対応していましたが、その判例も大正何年の判例だとかも良く出て来ていて、結構呆れてました。
今回の改正は、今まで判例を参考にして決めていた事を法律として明記しただけで実質的には変わらない事と、実質的にも変わって来る事の両方含まれます。我々としては後者の方は注意しないといけません。所属の不動産協会から冊子が送られてきたので勉強していますが、連帯保証契約の件、瑕疵担保責任(改正後は契約不適合責任)の件、時効の件、賃貸物件の敷金や修繕の件など、結構あちこちに影響がありそうです。要注意です。