先日宅建業者票について書きましたが、これが国交省の指示する様式です。http://www.mlit.go.jp/common/001083093.pdf
縦が30cm以上となっているので、残念ながら297mmのA3サイズでは3mm足りずに使えないのです。
これで驚いていてはいけません。宅建業者は業務に従事する際には従業者証明書という物を所持してないといけないのですが、その様式はこうなってます。http://www.mlit.go.jp/common/001180618.pdf
この公差を見てください。大体こういうものは紙で作るのですが、縦は5.392cm以上5.403cm以下となっていて、何と5.3975cm±0.0055cmの精度で作れとなっているのです。そんな馬鹿な!
何でこんな事になっているのか調べてみたら、これはクレジットカードのサイズなどを規定したJIS規格をそのまま使っていたのです。そりゃあクレジットカードはあまり公差が大きいとATMに突っ込めなくなりますから理解できますが、何で紙で作った従業者証明書をそんな規格に合わせないといけないのか、さっぱり理解できません。自分で考えるのが面倒だったからですかね。宅建業者票の方は30cm以上、とか適当に考えたのにね。