対象とするお客さま

どんな人を対象とするかと言う前に、どんな人を除外するかを話しましょう。

まず、男子学生や若いサラリーマンなどはだめです。彼らは住居にそんなにお金を掛けません。屋根さえあれば大丈夫で、少々不便でも、少々治安が悪くても、暗い夜道を長々と歩いても、ぜんぜん平気です。住居にお金を払うより趣味にお金を掛けたり飲食にお金を掛けたりします。

こう言う人たち向けの住まいは安い事が大事です。ところがこの様な安い住まいで利益を上げるのは難しいのです。少々不便な、少々治安が悪い、暗い夜道を長々と歩く様な住まいの賃料は、そうで無い所と比べると劇的に安くなります。しかし、マンションの管理に掛かる費用や維持修繕に掛かる費用は、決して安くなりません。便利な所と同じです。

購入時は安く購入できますが、その後時間が経つと、賃料はどんどん下がり、修繕費はどんどんかさんで来るので、やがて赤字になりかねません。

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です